風に吹かれて波打つ水の……

げっかです。

三夜連続で再放送していた『岸辺露伴は動かない』のドラマの録画をすべて見ました。原作は履修していませんでしたが、どの話もおもしろかったです。個人的には二夜目のお話が好きですね*1

今日は朝から風が強く、風が吹くたびに家が揺れていました。私が住んでいる地域では、お昼頃に風速10m/s程度はあったようです。風速は風速計で測りますが、私の中の風速計のイメージは気象台の地図記号のタイプです*2。これだと風向きはわからないので、別に風向計*3もセットになっていると思いますが。

他にはないのかと調べてみたら、抵抗の温度依存性を用いたタイプもあるようですね。測定器のセンサ部分に取り付けられた抵抗体に風が当たると抵抗値が下がる(すなわち、電流値が増加する)ため、その変化量を風速に換算しているようです(逆もしかり((英語で逆もしかりはand vice versaですが、ラテン語由来のフレーズってかっこいい響きがしませんか?)))。周囲の温度の変化が激しいと測定値に影響が出てしまうので、クリーンルームなどの等温環境に近い場所で使われているようですね。

些細なことからまたひとつ勉強になったので、儲けものですね。風が吹いただけあります。

それでは今日はこのへんで。

*1:タイトルは敢えて書きませんが。

*2:支柱の先についた地面と平行な棒の先に、お椀型の半球がそれぞれ逆向きにつけられていて、風が吹くとくるくると回るタイプです。

*3:風見鶏も一応風向計ですよね。